Q&A
よくあるご質問
Q.1液性ウレタンフォームと2液性ウレタンフォームの違いは何ですか?
Q.使用時のウレタン原液の最適温度は何度ですか?
A.使用時の液の最適温度は24-29°Cです。寒冷期での温度の低い場所での使用の場合は、事前に20°C前後の室内に数時間置き20°C前後に温めてから使用下さい。
この際、時々缶を振って下さい。内部原液の温度がよりよく上昇します。
ストーブ、バーナー、熱湯(特に沸かしながら)で急速に温めると破裂することがありますので、絶対にお止め下さい。
2液性ウレタンフォームの加温には、別売ハンディーウォーマーBag/Wrapが最適です。
Q.特別な下地処理は必要ですか?
A.プライマーなどの特別な下地処理は必要ありません。
ただし素材にほこりや脂分が付着していると、ウレタンフォームの接着性を弱めることになります。作業前に必ず取り除いてください。また1液性ウレタンフォームは湿度に反応して硬化しますので、乾燥している時期は素材が湿る程度に水分を霧吹きすると発泡状態が良くなります。2液性ウレタンフォームは湿度硬化ではありませんので、素材への霧吹きはしないでください。
Q.硬化後のウレタンフォームは紫外線に劣化すると聞きますが、対策はありますか?
A.硬化したウレタンフォームは紫外線にあたると劣化します。直射日光があたる場所での施工は、ウレタンフォーム内部硬化後に必要に応じてパテや塗料などで表面を処理してください。紫外線による劣化を防ぎます。
Q.ウレタンフォームの「自己消火性」とは何ですか?
A.炎にさらされる間は燃えるが、炎から遠ざけると消火する性質です。ただし、この性質は不燃性、準不燃性、難燃性とは異なります。
Q.ウレタンフォームとその他の主な断熱材の断熱性能の比較を教えて下さい。
A.熱伝導率は物質中の熱の伝わり易さを表す値で、厚さ1mの物質のひとつの面ともうひとつの面の温度差が1℃ある場合に、1時間の間に伝わる熱量を表します。
熱を伝えにくい物質ほど熱伝導率が低く、断熱材として優れた性質を持つと言えます。当社製品の熱伝導率はカタログからご確認可能です。
Q.ノンフロン商品・フロン商品との違いは?
A.ウレタンフォーム容器にはウレタン原液と発泡剤(ガス)が注入されています。発泡剤(ガス)の圧力により、ウレタン原液が容器の外に吐出され、発泡硬化を得てウレタンフォームを形成します。発泡剤はウレタンの気泡の内部に内包されますが、発泡剤(ガス)の断熱性能が高いことより、ウレタンフォームが優れた断熱材として機能します。発泡剤の品質が良質ウレタンフォーム製造には重要です。全世界のICPグループでは、地球温暖化(CO2排出)に大きな影響を与えるフロンガスを使用せず、全ての製品でノンフロンガスを使用し、環境保護に努めております。